2011年5月4日水曜日

文學會議 第一輯 評論特輯號

1947

誌 名 文學會議 第1輯 評論特輯號・近代性の探究 
編輯人 竹越和夫(1905−1982)
目次画 花森安治(1911−1978)
発行人 尾張眞之介 
発行日 昭和22年4月30日
発 行 大日本雄辯會講談社
発行所 東京都文京区音羽町3−19
印刷者 大橋芳雄
印刷所 共同印刷株式会社
判 型 A5判 上製平綴じ 本文共174ページ
定 価 40円


目次

【ひとこと】粗忽者の小生、本誌第一輯をもっていながら、わすれていた。「老人力」いよいよ昂進中である。第一輯には、花森安治のカットが目次まわりをかざっているだけでなく、本文の見出しにも数点が使われている。表紙の花柄の布地を家具にあしらった絵はおなじだが、再刊第一輯の目次もごらんにいれたく、あらためて本誌をとりあげよう。

末尾ページの「刊行の辞」と「編輯後記」をよめば、発行元が新生社から講談社へうつった背景の、さらに奥にあった「文壇」事情も、かいま見えるような気がするのだが——。

「刊行の辞」と「編輯後記」
創刊号の検印紙

【もうひとこと】第一輯に使用された検印紙と第三輯のそれが、なぜか違っている。研究家のうんちくが、きっとあるにちがいない。

第三輯の奥付と検印紙